自分の中にある『正しい』という解釈、
いつ、どこで、身につけたのでしょう。
私たちはおなかの中にいる時からいろんな言葉を聞いてきました。そして、何度も繰り返し聞かされてきた言葉を当たり前に『正しい』と思い込み、受け入れてしまいます。そして、気づかないうちに、その心の奥の『正しい』によって苦しめられちゃうことがあるんですよね。
なんだか苦しいなあと感じた時、心に尋ねてみて下さい。
『それ、本当に正しいの?』って。
『それ、誰が決めたの?』って。
そうすることで、『はっ!』と、自分が思い込まされてただけだったってことに気づけるかもしれません。そして、気づいた時、その思い込みからすっと解放されるかもしれません。
たとえば...
『わがままはダメ』
それ、本当にダメなの?何がダメなの?自分が自分のやりたいことを主張することのどこがダメなの?自分が自分の思いを大切にして、何がダメなの?そもそもわがままって何?どこまでが『自己主張ができる子』でどこからが『わがままでダメな子』なの?その境界線はだれが決めるの?だれのさじ加減?
ということは、ある人からみれば『できる子』で、ある人から見れば『ダメな子』ってこと?
じゃあ、一概に『わがまま=ダメ』とは限らないよね。それだったら、自分の気持ちを大切にしよう!
みたいな感じで。
今まで自分がこうすべき、こうあるべきと自分を律して生きてきた部分、もう一度見直してみませんか?
律することが心地いい時は特に見直す必要もありません。ただ、それによって心が締め付けられて苦しい時、ぜひぜひ試してみて下さい。心を解放するきっかけになるといいですね。